建売住宅は注文住宅に比べ、価格面でのメリットがありマイホームの購入を希望している方にとっては魅力的なものです。
ただコストダウンをするために、設計プランは限定され、間取りが希望どおりとはならないケースもあります。
今回は、建売住宅で人気の間取りや内覧で確認したいポイント、間取りの変更についてご紹介します。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
横浜市の売買・投資物件一覧へ進む
建売住宅で人気のある間取り
建売住宅はあらかじめ間取りが決まっているため、購入時には自分のライススタイルと照らし合わせて決めるのが重要なポイントとなります。
ここでは、建売住宅の人気の間取りをご紹介します。
LDKは仕切りがない一体型
最近は、LDKと個室とが隣接していて、LDKに仕切りがない、もしくは取り外しができる一体型の間取りが人気です。
広々としたリビングを作り出すことができ、家族とのコミュニケーションやつながりを大事にしたい方におすすめといえます。
吹き抜けのリビング
この広いリビングを吹き抜けにすることで開放感が生まれ、さらに天窓や高い位置に小窓をつければ日光をより多く取り入れられるメリットがあります。
広々としたリビングでくつろぎたい方に人気のある間取りです。
食料品をしまえるパントリー
パントリーとは、食料品のストックなどを収納して置ける食品庫で、セールなどで安くなっている食材をまとめ買いしても充分に収納できるうえ、鍋やホットプレートといった場所を取るものも置けて便利です。
また、災害用に食料品などを備蓄できるので、災害対策にもおすすめの間取りです。
対面式のキッチン
最近では、対面式のキッチンで、システムキッチンが組み込まれている間取りも人気となっています。
子どもの様子を見ながら料理をしたり、会話をしたりできるため、家族間でコミュニケーションが取りやすく、その点が人気の理由と言えます。
ウォークインクローゼット
間取りを選ぶうえで意外と重要視されるのが、ウォークインクローゼットで、小さくてもこのスペースがあれば家具を減らせ生活スペースを広く取れるわけです。
ウォークインクローゼットは衣類はもちろん、ベルトやアクセサリーなどの小物も収納でき、またテーブル設置型であればアイロンがけもでき、今や必須のスペースです。
シューズクローク
玄関先のシューズクロークも人気の間取りの1つで、靴箱よりも収納力があり、また上着などをかけられるハンガーラックが付いているタイプもあります。
シューズクロークも広めなものであれば、ゴルフクラブやアウトドアグッズなど趣味の道具も置けるうえ、傘やベビーカーなど子ども用のグッズも収納でき便利です。
▼この記事も読まれています
不動産購入における共有名義とは?メリット・デメリットについて解説
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
横浜市の売買・投資物件一覧へ進む
建売住宅の内見で確認しておくべき間取りのポイント
建売住宅の内見でチェックしておくべきポイントは、実際にその家に住み、生活しているイメージすることが大切です。
ここでは、建売住宅の内見の際、チェックすべきポイントをご紹介します。
①動線のチェック
動線のチェックには、玄関からキッチンまでの動線、洗濯機から物干しまでの動線、トイレとお風呂の動線などがあります。
玄関とキッチンとの距離が長ければ、重い荷物があるとき不便なうえ、不衛生でもあったり、洗濯機から物干しまでの距離も、洗濯物を毎日のように利用する動線であるためなるべく短いほうが良いわけです。
トイレとお風呂の動線についても、トイレに入るには脱衣所を通らなければいけない場合、誰かがお風呂に入っていればトイレにいけないといった不都合が生じてしまいます。
②収納スペースのチェック
収納スペースは、その家で生活するうえで大きな役割を持っているため、必ずチェックしてください。
家は長く住んでいく場所であるため、生活用品が徐々に増えていくのが普通で、初めのうちは余裕があっても、数年経てば物が増え置き場がなくなってしまうのが一般的です。
そのため収納スペースがなかったり狭かったりすれば、増えた生活用品などを個室や廊下などに置かなければならず、物が増えるにつれ生活スペースが狭くなっていきます。
③窓の開閉・施錠のチェック
窓は、光や換気など、家の劣化を防ぐ意味でも重要な設備です。
窓の大きさや開閉時のがたつき、鍵の施錠具合などは大きなチェックポイントとなります。
すべての窓は必ず1度は開け閉めして、その動作や状態の確認をおこない、それと同時に各部屋にあるドアも同様のチェックをしてください。
④駐車スペースのチェック
購入希望の建売住宅が郊外にある場合、仕事や買い物での移動手段は主に自家用車となります。
自家用車の駐車スペースについては、意外とチェックを見落としやすい場所と言えます。
駐車スペースのチェックポイントは、充分なスペースがあるかどうかといった点が重要で、このとき車間だけでなくドアを開けるスペースも見ておかなければいけません。
また、カーポートが設置されている駐車スペースであれば、その高さが車高に合っているかも見ておく必要があり、バックドアのある車であれば後部のスペースも見ておきましょう。
⑤そのほかのチェックポイント
ほかにも確認しておきたい間取りのチェックポイントとして、コンセントの位置とその数があります。
チェックの仕方としては、そこに家具などを置いた状態をイメージして使い勝手や見栄えなどをチェックしてください。
▼この記事も読まれています
不動産売却にかかる仲介手数料とは?業務内容や上限金額・計算式を解説!
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
横浜市の売買・投資物件一覧へ進む
建売住宅で間取りの変更はできるのか?
建売住宅は比較的低価格で一戸建て住宅が取得できるメリットがありますが、すでに建っている状態で売られているため、間取りが決まっているといったデメリットがあります。
これは建物の設計プランを限定し、同じ規格の建材や設備を使うなどしてコストダウンを図っているためで、建売住宅の特徴とも言えるものです。
そのためほとんどの建売住宅では間取りの変更ができないのが基本方針となっていますが、メーカーによっては間取りの変更が可能となっているところもあります。
ただもう建っている状態の住宅や設計プランが決まっているケースでは基本的に変更ができないため、あらかじめ住宅メーカーや工務店に問い合わせてみる必要があります。
その結果、間取りの変更に応じてくれるところが見つかれば、希望の間取りについて相談すれば良いのですが、建売住宅の場合、自由度はあまり高くないのが実情です。
これは設備や建材が決まっているためプランのパターンに多様性を持たせられないのがその理由で、ただ変更プランをいくつか用意している住宅メーカーもあります。
その変更プランの幅のなかであれば、建売住宅であっても間取りの変更はできるため、ある程度の希望には応じてもらえる可能性はあると言えるでしょう。
もし建った後に間取りの変更をしたい場合は、リフォームといった手段での対応となり、購入金額以外にそのリフォーム代金も必要となるため予算を考え直す必要があります。
またリフォームをするとしても、増築であれば建ぺい率や容積率、また壁の撤去など構造面での問題もあり、建築基準法に抵触しない範囲でおこなわなければいけません。
▼この記事も読まれています
根抵当権ありの不動産とは?そのまま相続する方法や権利抹消の手続きを解説
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
横浜市の売買・投資物件一覧へ進む
まとめ
今回は、建売住宅で人気の間取りや内覧で確認したいポイント、間取りの変更についてご紹介しました。
内見を末う際のチェックは、実際にそこに住んだときに、どういった生活をするのか、どこにどんな家具を置くのかといったイメージを持っておこなうと良いでしょう。
また間取りの変更には構造や予算などの問題もあるため、住宅メーカーに確認を取ってください。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
横浜市の売買・投資物件一覧へ進む