川崎市南武線周辺に引っ越しを考えている方にとって、快適な住環境で暮らしたいものです。
とくに通勤や通学のために駅を頻繁に利用する場合、南武線の特徴を知っておく必要があるでしょう。
そこで本記事では、川崎市南武線周辺の情報についてご紹介します。
混雑率やイベント施設もご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
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弊社へのお問い合わせはこちら川崎市を通るJR南武線の概要
南武線とは、神奈川県川崎市を縦貫している路線で、川崎駅から東京都立川市にある立川駅まで続きます。
主要駅を上げると、川崎駅・武蔵小杉駅・武蔵溝ノ口駅・登戸駅・府中本町駅・立川駅の6駅です。
支線は浜川崎支線・尻手短絡線の2つがあります。
浜川崎支線は川崎市幸区にある尻手駅と川崎区の浜川崎駅まであり、尻手短絡線は尻手駅から新鶴見信号場を通って、横浜市鶴見区の鶴見駅までの路線です。
南北に走るのは多摩地区と川崎を結んでいて、他社線と接続している駅が豊富にあります。
電車の本数は通勤ラッシュ時には多いですが、日中の10時〜15時までは少なくなります。
平日になると1時間に2本程度、土休日は快速列車が3本程度運転しています。
もし川崎駅から立川駅まで乗車するなら、快速が約47分、待ち合わせがない各駅停車が約57分の所要時間がかかるので覚えておきましょう。
川崎市を通るJR南武線の歴史
南武線は、1929年に川崎・立川間で開通したのが始まりになります。
鉄道を敷いた理由は、多摩川にある砂利や奥秩父にあるセメントの材料を工場に運ぶためです。
しかし、1944年には太平洋戦争による空襲を受けて、川崎市が悲惨な目に遭いました。
市内には兵器を作っていた工場があり、物資の流れを止めるためです。
翌年の1945年4月15日には、アメリカのB29爆撃機が約200機の焼夷弾を合計1,349発も落とし、辺りが焼け野原になりました。
焼夷弾は木造の家を焼くために使われた爆弾で、ベトナム戦争でも使われたものです。
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川崎市を通るJR南武線の混雑率
混雑率は、国土交通省の「第12回大都市交通センサス」にデータとして公開されています。
引っ越し予定先はどのような状況なのか、把握しておきましょう。
JR南武線の各区間の通過人員数
上りでは武蔵中原駅から武蔵小杉駅間が1日当たりの通過人員数がもっとも多く、17万8,664人もいます。
下りも武蔵小杉駅から武蔵中原駅間が1日当たりの通過人員数がもっとも多く、17万9,305人です。
その他は主要駅からの乗降人数が多く、武蔵溝ノ口駅、登戸駅の利用が多い現状になっています。
混雑率は1日の駅間通過人数とは指標が異なり、正確な数字ではありません。
混雑率は輸送人員÷輸送力で計算されて、区間で運行する電車の本数で輸送力が変化します。
日本民営鉄道協会の公式サイトに「最混雑区間における1時間あたりの平均混雑率」があるので、参考にしてみてください。
JR南武線の混雑率と混雑時間帯
最混雑区間である武蔵中原駅から武蔵小杉駅間は、混雑率が182%です。
日本民営鉄道協会の公式サイトによると、180%は「体が触れ合うが、新聞は読める」目安になります。
満員電車になる時間帯もありますが、182%は空間があるので息苦しい可能性は低いでしょう。
基準は定員乗車である100%で、その次が「肩が触れ合う程度で、新聞は楽に読める」150%です。
200%は「体がふれあい、相当な圧迫感がある。しかし、週刊誌なら何とか読める」目安になるので、182%は比較的余裕があります。
182%を具体的にイメージしたい方は、横浜線・武蔵野線・京葉線よりも混雑しているのを想像してもらうと良いでしょう。
また、182%は京浜東北線と同じ混雑率で、朝の通勤ラッシュになるとどちらも190%を超える場合があります。
JR南武線の混雑率が高い2つの理由
混雑率が高い1つの理由は、車両編成の短さです。
南武線の両数は6両で、他の路線で見るような8両編成や10両編成ではありません。
近くに踏切のある駅が多いので、両数を増やせない事情があります。
そのため、運転本数を増やすことで混雑率を解消していて、横ばいに抑えているのが現状です。
通勤ラッシュ時は山手線より本数を増やしていて、1時間に25分もの列車が動いています。
もう1つの理由は、線形と駅間の関係です。
武蔵溝ノ口駅から登戸駅間が短く、途中で急カーブがあるので最高時速のスピードが出ません。
さらにラッシュ時は遅延が多く、駅の区間が短い路線では抑止や延発も発生します。
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川崎市を通るJR南武線沿線のイベント施設
南武線の駅からアクセスしやすいイベント施設の中で、代表的な施設が2つあります。
ここではイベント施設の特徴を解説するので、近くに寄った際は参考にしてみてください。
川崎市を通るJR南武線沿線のイベント施設①:ラ チッタデッラ
ラ チッタデッラとは、企業グループ「チッタグループ」に所属するイベント施設です。
室内にはショップやレストラン、シネマなどがあって多くの方が訪れています。
2023年には2店も新店舗としてオープンして、2022年の10月〜12月は4店舗もオープンしました。
シネマとして運営している「チネチッタ」では1階から4階まであり、劇場ロビーおよび劇場シートは2階と4階です。
フランスのキネット社に特注で作ってもらったシートがあり、スタジアム方式に並んでいます。
キネット社はオペラ座に納入した実績を持つ会社で、座り心地が良いです。
公演をおこなう「クラブチッタ」はほぼ毎日スケジュールが埋まっていて、ライブや大会などがおこなわれます。
さらに結婚式もできる「チッタウェディング」があり、お祝いをプロデュースしてくれて魅力的です。
定番のチャペルでおこなったり、ロマンティックで一生の思い出が残るフォトウェディングだったり、要望に対して柔軟に応えられるサービスが整っています。
その他の情報は公式サイトのニュース欄にまとまっているので、最新情報をぜひ確認してください。
●所在地:神奈川県川崎市川崎区小川町4-1
●営業時間:11:00∼21:00
●アクセス方法:南武線「川崎駅」から徒歩5分
川崎市を通るJR南武線沿線のイベント施設②:ラゾーナ川崎プラザ
ラゾーナ川崎プラザは川崎駅から直結している商業施設で、専門店や飲食店、ダイニング・セレクションなどが1階〜5階まであります。
グルメガイドには58件も掲載されていて、チェーン店があったり、見たことのないお店があったりして魅力的です。
メンバーズページに新規会員の登録をすれば、クーポンの利用ができます。
また、対象のカードまたはアプリde支払い画面を提示すると、会計や注文をするときにサービスが受けられてお得です。
営業時間が21時に終わるので、遅い時間の帰りでも通勤や通学の帰りに寄るとスムーズに帰宅ができるでしょう。
ららぽーとやアウトレットパーク、都心型施設などを展開している三井不動産グループが手がけた施設です。
人が集まって賑わっている施設で、華やかさがある施設づくりになっています。
●所在地:神奈川県川崎市幸区堀川町72-1
●営業時間:10:00∼21:00
●アクセス方法:JR線「川崎駅」直結
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まとめ
南武線は神奈川県川崎市から東京都立川市までを通る路線で、かつては砂利やセメントなどを運ぶために作られました。
武蔵中原駅から武蔵小杉駅間では、上りも下りも1日当たりの通過人員数が約17万人もいます。
充実したイベント施設もそろっているので、引っ越し後はぜひ利用してみてください。
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