引っ越しを検討する際、転居先のエリアがどのような場所なのか事前に知っておきたい方は多いでしょう。
調べておくと、自分に合った場所なのかわかり、住んだときのイメージがしやすくなります。
この記事では、田園都市線にあるたまプラーザ駅周辺の住みやすさについてご紹介します。
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田園都市線にあるたまプラーザ駅周辺の住みやすさ!⓵概要
ここでは、たまプラーザ駅の歴史や由来、交通アクセスなどの概要についてご紹介します。
このエリアがどんなことに特化しているのかが、歴史から推測できます。
歴史と名前の由来
1953年、戦後の混乱が収束した東京都では人口が急増し、公共施設や住宅地の不足が社会問題となりました。
そこで、当時、東急電鉄の会長だった五島慶太氏は、旧軍用地の買収や多摩丘陵の開発などをおこない、第2の東京を作ることを提唱しました。
その後、街づくりが開始され、1966年には「たまプラーザ駅」が開設されたため、大井町駅まで直接アクセスすることも可能になり、便利になっていったと言えるでしょう。
さらに、1973年にはアミニティプランを発表して、サービス施設や公共交通機関の整備、教育施設の誘致など都市運営を盛り込み、より住みやすく快適な街づくりを進めました。
東急グループは引き続き、時代に応じた整備を駅周辺で主導しており、住みやすさを追求しているため、注目を集めています。
また、「たまプラーザ駅」という駅名は、東京急行鉄道の社長である五島昇氏が名付けたとされています。
多摩区ではないのになぜ「たま」という言葉が入るのかというと、多摩区田園都市というプロジェクトからとっているためです。
また、スペイン語で「広場」を意味する「プラーザ」が付加され、たまプラーザ駅という名称が用いられました。
アクセス
たまプラーザ駅は、東急田園都市線の沿線にあります。
準急が停車する駅なので、渋谷駅までは乗り換えがなく、約20分で到着し、渋谷駅からはさまざまな路線が乗り入れているため、ほかのエリアに移動しやすいです。
また、隣の駅である「あざみ野駅」からは、横浜市営地下鉄ブルーラインが利用できるため、横浜方面へ行く場合も便利です。
ただし、朝のラッシュ時間帯は混雑しやすく、そのため運行の遅延などが多いため、早めの時間帯を利用すると良いでしょう。
バスは複数のバス会社が利用できるため、さまざまな方面へアクセスでき、空港や人気のテーマパークまで直通で行けるバスも運行しています。
また、東名高速道路や厚木街道も近く、車で移動する方にも便利です。
坂道が多いため、徒歩や自転車よりも自家用車または、バスを使用したほうが良いかもしれません。
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田園都市線にあるたまプラーザ駅周辺の住みやすさ!②住環境
ここでは、買い物環境や治安、口コミなどについてご紹介します。
自分のライフスタイルと照らし合わせることで、住みやすいエリアなのかが見えてくるでしょう。
買い物や治安
駅前が再開発され、商業施設や飲食店、洋菓子店などができ、買い物がとても便利になりました。
また、商業施設内には、子どもと一緒に遊べる店舗も入っているため、子どもから大人まで楽しめるようになっています。
交通アクセスが良く、人口も多いので治安について心配になる方もいらっしゃるとおもいます。
たまプラーザ駅の周辺では、自治体や警察がパトロールをおこなっており、防犯対策に積極的です。
そのため、子どもや女性も比較的安心して暮らせるエリアと言えます。
しかし、治安が良いところでも犯罪がまったく起こらないわけではないので、防犯対策をしっかりするなど心がけておきましょう。
子育て環境
たまプラーザ駅のある青葉区には、幼稚園や小中学校などの教育施設が充実しており、お子さまがいらっしゃるご家庭の方にとっては魅力的な環境です。
駅周辺には公園が多数あり、子どもたちの遊び場としても最適です。
さらに、小児科や皮膚科、内科などの医療機関が集まっているため、医者に掛かりたい時にすぐに対応できます。
このように緑が多く、利便性も整っているため、ファミリー世帯だけでなく、シニア世代の方々にとっても安心して暮らせる街となっています。
自治体も子育て支援に力を入れているため、子育て世帯が利用できるサービスも数多くあり、魅力のひとつとして挙げられるでしょう。
口コミ
良い口コミでは、駅周辺にはショッピングモールや飲食店があるという意見や、都心までのアクセスに便利という意見が多くありました。
また、公園が多数あるため、子育てしやすいという声も寄せられていました。
一方で、東急田園都市線のラッシュ時間はとても混雑するという意見や物価が高く、安いスーパーマーケットがあまりないという声もあります。
このことから、たまプラーザ駅周辺にはお店が多く、買い物には困らないことがわかります。
また、公園が多いため子育てしやすい環境です。
交通アクセスも良いエリアですが、朝のラッシュ時には混雑するため時間をずらすなどの工夫が必要です。
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田園都市線にあるたまプラーザ駅周辺の住みやすさ!③相場
不動産を探す場合は、売却相場を事前に調べておくと納得して取引できます。
また、不動産は資産になるので、将来売却するときの資産価値はどうなるのかも予想しておくと良いでしょう。
たまプラーザ駅の地価
2023年5月のたまプラーザ駅の地価は、下記のとおりです。
●公示地価平均:44万1,062円/㎡
●坪単価:145万8,057円/坪
●変動率:2.28%上昇
※参考:https://tochidai.info/area/tama-plaza/
2023年、たまプラーザ駅周辺のもっとも高い地点は、駅から約300mの地点で、約140万/㎡です。
一方、もっとも低い地点は、駅から約3kmの地点で、約22万円/㎡です。
過去の地価推移を見てみると1987年にバブル景気を受け、一気に地価が高騰していますが、バブルが崩壊し1991年から下落していることがわかります。
それ以降、大きな変動は見られず、安定した動きを見せているため、たまプラーザ駅周辺は常にある程度の需要があると言えるでしょう。
不動産売却相場
新築マンションの取引は、3DK〜3LDKの取引がもっとも多く、過去の推移では2019年の取引が急激に増えています。
2020年に東京オリンピックが開催予定だったため、需要が上がったと考えられるでしょう。
2020年と2021年には、新築マンションの取引平均価格が上昇しましたが、2022年には7,522万円になり、やや価格が下がっています。
2020年と2021年の価格上昇は、コロナウィルスやウッドショックなどの影響で需要と供給のバランスが崩れていたことが要因として挙げられるでしょう。
また、中古マンションでは3LDK〜4LDKの取引が多くなっており、駅から徒歩15分を過ぎると価格が大幅に下がる傾向があります。
築年数では、10年を過ぎると大幅に下がっていることがわかります。
一方、一戸建てでは4LDK〜5LDKの取引が多く、駅から徒歩15分を過ぎると価格が大幅に下落している傾向です。
青葉区のたまプラーザ駅周辺は、公共の施設や医療機関などが充実し、住みやすい環境が整っていることが特徴です。
これらの要素を総合的に考えると、将来性のあるエリアとして注目されています。
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まとめ
たまプラーザ駅は、主要駅までのアクセスが良く、駅周辺には、商業施設があるため買い物には困りません。
また、治安も比較的良く、住環境も魅力的なので不動産相場が安定している傾向にあります。
戦後、再開発をおこなっていったため、利便性が高く、住みやすいエリアになっていると言えるでしょう。
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