目次
マイホーム購入後、リフォーム・リノベーションを検討している方にとって、タイミングをいつにしようか悩むことでしょう。
リフォーム済みの物件にするか、中古物件をリフォームするかで、メリット・デメリットが異なるので注意が必要です。
そこで本記事では、それぞれの物件にどのようなメリット・デメリットがあるかを解説します。
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弊社へのお問い合わせはこちらリフォームにおける中古物件を比較!リフォーム済みの物件のメリット・デメリット
リフォーム済み物件を購入すると、いくつかのメリット・デメリットがあります。
どのようなメリット・デメリットがあるか、1つずつ見ていきましょう。
メリット①実物を見てから購入の判断かできる
修繕済みの物件の状態で室内を見て回れるので、購入の判断材料にしやすいです。
自宅にある家電や家具はどこに置くのか、壁紙や床の色は生活するイメージと合っているのかなどが確認できます。
実物を見れば「想像していた物件と異なっていた」というリスクが防げるので、安心して購入が可能です。
メリット②スムーズに入居ができる
実物を見つつ物件を探し続けた結果、理想的な物件に巡りあえるでしょう。
もし気に入った物件が見つかれば、スムーズに入居ができます。
自宅から新居に移るまでの仮住まいを考える心配が少ないので、すぐに住みたい方におすすめです。
物件を決めてから引き渡し日までは、約1〜2か月が目安です。
買主がすぐに対応してくれれば、より早く入居ができます。
メリット③価値が分かりやすいから諸費用の目安を把握できる
修繕済みの物件は価値が分かりやすいので、諸費用の目安がいくらかを把握できます。
仲介手数料やローン手数料、物件価格など、かかる諸費用が多いです。
しかし、どれも不当で高額な価格が無く、上限または目安が決まっているので安心して購入できます。
一般的な中古物件における諸費用は物件価格の6〜10%程度になり、誰でも簡単に計算可能です。
多く見積もって10%と仮定した場合、物件価格が1,000万円なら100万円ほどの諸費用がかかります。
メリット④新築住宅と比べて安価で購入できる
修繕が済んでいる物件は、新築住宅よりも安価で購入ができるメリットがあります。
内装や設備がきれいになっていて、まるで新築住宅のような雰囲気です。
ボロボロだった壁や床があっても、新しく交換されていて洗練されています。
垢やカビが多かった水回りも新築のようにきれいになっていますが、新築住宅以上に価格が上回るケースはほとんどありません。
デメリット①希望通りの修繕をしていない場合がある
修繕した物件の室内はきれいになっていますが、自宅の家電・家具や好みなどをイメージしてみると残念ながら気に入らないケースがあるでしょう。
たとえば白を基調とした壁が好みなのに、修繕によって木材に張り替えられていると雰囲気が大きく変わります。
また、いい加減な修繕をする業者が担当してしまうと、断熱がしっかりと機能するかが確認できません。
見た目は良いものの、実際に生活してみると室内が適温にならず、雨漏りも発生するトラブルが考えられます。
実績があって丁寧な仕事をする業者から購入できると、デメリットが軽減して安心です。
デメリット②取り壊していないから構造が老朽化している
修繕は物件を解体しないので、柱や梁はそのままです。
築年数が古い物件と老朽化によって耐久性が劣り、シロアリの被害や雨水の侵入などが考えられます。
補強をしていれば築年数が古くても問題なく住めるので、購入前で見極めるのが重要です。
デメリット③新築より住宅ローンの審査が落ちやすくなる
修繕した物件に限らず、中古物件は新築より住宅ローンの審査が不利になりやすいです。
担保価値を比較すると、中古物件の方が低いと判断されるのが大きな要因になります。
しかし、住宅ローンの審査は借主本人に継続的に安定した返済ができるかが重要なポイントです。
勤続年数が長くて住宅ローンの借入額に見合った年収があれば、審査に落ちる可能性は低いでしょう。
リフォームにおける中古物件を比較!購入後にリフォームするメリット・デメリット
ここでは、中古物件を購入後にリフォームすることのメリット・デメリットを解説します。
自分でリフォームするとどうなるのか、見ていきましょう。
メリット①理想の間取りや内装に変えられる
理想の間取りや内装などを変更できるので、ライフスタイルに合わせられます。
室内にどのような家具を置くのか、家族構成は何人なのかなどを基準にして、修繕の内容を決めましょう。
メリット②劣化の具合が確認できる
中古物件を購入すると、劣化の具合を確認できるメリットがあります。
とくに修繕後では確認が難しい壁の中身まで確認できて、問題がなければコストを抑える工夫も可能です。
十分な断熱性能がなければ修繕時に改善できるので、しっかりと確認しておきましょう。
メリット③物件選びの範囲が広がる
条件が合う物件が見つかるまで、探し続けられます。
立地や広さなど、暮らしやすい物件が見つかれば快適に暮らせるでしょう。
最新の設備を求めている方は、なるべく築年数が新しい物件を探すと良いです。
デメリット①修繕するのに切りがない
物件価格は決まっていますが、リフォーム費用はいくつもやってしまうと切りがないです。
理想の物件に必要な最低限の修繕箇所を洗い出して、予算と照らし合わせながら修繕すると良いでしょう。
デメリット②すぐに住めない
基礎と骨組みを残して解体するリフォームであれば、工事におよそ2〜3か月はかかります。
リフォーム内容で工事の期間が異なるので、参考程度にしてください。
また、現地調査や検討期間などを含めると、さらに期間がかかるでしょう。
少なくても今月中に住みたい方の要望は叶いにくいので、注意してください。
リフォームができない可能性あり
マンションの管理規約によりますが、制限がかけられてリフォームができない場合があります。
一戸建ては自由にリフォームができるので、覚えておきましょう。
管理規約では窓や壁のみ修繕できなかったり、修繕に使う素材が決まっていたりします。
どのような内容なのか、管理規約の中身を確認しておいてください。
リフォームにおける中古物件を比較!リフォーム済みに向いている方と中古物件購入後のリフォームに向いている方
ここではリフォーム済みに向いている方と、中古物件購入後のリフォームに向いている方について解説します。
以下の点に気を付けておけば、購入してもリスクが少ないです。
リフォーム箇所を確認できる
リフォーム済みの物件はきれいな外見をしていますが、中身は確認が困難です。
どのような修繕をしたのかを聞いて、納得できれば問題ないでしょう。
口頭で不安な方は、写真や図面などの提示をお願いして確認するのをおすすめします。
ホームインスペクションを利用する
ホームインスペクションは、住宅診断で構造に問題ないかを確認してもらえます。
費用は5万円〜6万円で、隈なくチェックすると10万円以上するので覚えておきましょう。
見た目が不安だったり、築年数が古かったりする場合は、ホームインスペクションの利用をおすすめします。
まとめ
リフォーム済みの物件はすぐに入居できたり、安価で購入できたりするメリットがあります。
購入後にリフォームすれば、すぐには住めませんが理想の住まいに修繕可能です。
物件の詳細を知りたい方は、ホームインスペクションを利用すると良いでしょう。
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