JR横浜線界隈は、学生や会社員、ファミリー層、どの年代の方にも利便性が高く、文化的な街が多いので人気があります。
JR横浜線は主要部を結ぶ路線で、ピーク時は多くの方で賑わいます。
また横浜市のJR横浜線は歴史的な鉄道であり、概要を知ることでより一層親しみを感じるかもしれません。
JR横浜線の概要や、混雑率、JR横浜線沿線の駅からアクセスしやすいイベント施設をご紹介します。
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横浜と八王子を繋ぐJR横浜線について、概要はご存じでしょうか。
概要を知ることで、横山や八王子の産業の歴史や特徴が垣間見えるでしょう。
横浜市のJR横浜線は、1908年9月23日に開業し、2021年で113年を迎えました。
「ハマ線」という愛称で地域住民に親しまれ、主要都市を結ぶ生活動線として長く活躍している鉄道です。
JR横浜線はかつて生糸や絹織物を輸送するために建設された私鉄で、横浜鉄道と呼ばれていました。
生糸は幕末から昭和期にかけて日本経済を支えた輸出品です。
日本の養蚕・製糸技術は最先端であり、その技術は世界中に広まりました。
その輝かしい功績を陰ながら支えたのが、横浜市のJR横浜線なのです。
JR横浜線は、八王子に収集された生糸や絹織物を貿易港である横浜まで輸送する目的に使われました。
どのように鉄道が開業したかという概要は、生糸の歴史を辿るとわかりやすいでしょう。
生糸の3大産地は群馬、福島、長野です。
群馬から生糸を輸送するために、1884年に「高崎線」、1889年には「両毛線」が開通しました。
福島では、1887年に「東北線」が開通し、生糸・絹織物を運ぶ役割を担いました。
長野は1877年に生糸生産量、1880年に生糸輸出額が日本一の生糸生産地であったものの、鉄道開業が遅れ、当初は馬車や人力車で八王子まで運ばれていました。
八王子まで運ばれてからは、浜街道を経由してさらに横浜まで運送されました。
このような背景から浜街道は、「絹の道」や「シルクロード」と呼ばれていました。
さらなる経済振興のために、ようやく1905年に長野方面と八王子を結ぶ鉄道が開通し、円滑に運搬されるようになりました。
アクセスがしやすくなったことにより、八王子には長野だけでなく、山梨・静岡で生産された生糸や織物も輸送されるようになり、そこから横浜まで運搬されました。
しかし鉄道国有化前の当時は、複数の事業者が運営する鉄道を利用して横浜まで運搬されるため、費用・時間がかかり非効率でした。
そこで明治時代の実業家である原善三郎を代表とする生糸商人によって、横浜鉄道の開設案が上がりました。
政府に鉄道敷設の許可を申請するものの1896年から1901年まで5回に渡り却下され、長い年月を費やしたものの、1902年には横浜鉄道敷設の許可が下りました。
横浜鉄道は1908年にようやく開業し、八王子から東神奈川まで9駅を繋ぎました。
JR横浜線はかつて横浜鉄道と呼ばれ、生糸産業の運送という大きな役割を果たしていました。
普段何気なく使っている電車ですが、このように歴史や概要を知ることでよりご自身が住む場所に愛着が持てるのではないでしょうか。
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横浜市のJR横浜線の混雑率について
横浜エリアに引っ越しを検討している方は、通勤や通学で使用する路線がどのくらい混雑するかは気になるポイントでしょう。
電車がどのくらい混み合うかは混雑率という数字で表され、駅の区間や路線の混雑状況を比較できます。
国土交通省は毎年、混雑率調査をおこなっていて、それぞれの駅の平均混雑率が公表されています。
横浜市のJR横浜線の混雑率や、もっとも乗り降りが多い駅についてまとめました。
横浜市JR横浜線が混雑する時間帯
まずは混雑率の目安をご紹介します。
国土交通省が公表している混雑率100%の意味は、定員人数が座席に座り、吊り革やドア付近につかまって立つことができる状況です。
120%だと「荷物や体の一部が他人に接する」、150%以上だと「乗客が押し合う、スマートフォンの操作や読書が不可」という混雑状況を示しています。
横浜市のJR横浜線がもっとも混雑する時間帯は「朝8時〜8時半」であり、ピーク時は混雑率150%を超えます。
そしてピークの30分前後、「朝7時半〜8時」「8時半〜9時」が120%、続いて「6時半〜7時半」「9時〜10時半」が混雑率100%と続きます。
そして帰宅ラッシュは、夕方6時〜夜7時半がもっとも混雑する時間帯です。
もっとも混雑する区間は小机から新横浜駅です。
横浜駅までに、新幹線の乗り換えで新横浜駅で下車する方や、菊名駅から東急東横線を利用する方も多いため、終点まで乗車が増え続けるわけではありません。
JR横浜線は東京の主要駅に直結する沿線ではありませんが、横浜市の中心部へ向かう方の混雑で都内の路線と変わらない混雑率です。
新型コロナウイルスの感染拡大によってリモートワークや分散勤務が推奨されたこともあり、2020年以降混雑状況に変化が現れています。
新型コロナウイルス禍以前は、JR横浜線の平均混雑率は163%でしたが、2021年は110%と大きく減少しました。
また、2014年からE233系車両が導入され、従来の205系は退きました。
E233系の車両は乗車定員が多いため、その分混雑が緩和されました。
混雑率と時間帯を見ていくと、6時〜7時台が比較的空いていることがわかります。
出発時間を早めて職場や学校に向かうなど工夫をすることで、混雑を避けられてストレスが軽減するでしょう。
JR横浜線の乗降人数
横浜市にあるJR横浜線の各駅の乗降人数を目安としてご紹介します。
1日の乗降人数がもっとも多い区間は上りで新横浜駅・菊名駅間であり、人数は15万5615人です。
次に、町田駅・古淵駅間と続きます。
降車人数が多いのは、順に東神奈川駅・町田駅・菊名駅です。
下りは、菊名駅・新横浜間が乗降人数が多く、人数は14万9038人、次に町田駅・古淵駅間と続きます。
降車人数が多いのは、順に町田駅・八王子駅・橋本駅です。
お住まいの地域を探す条件の1つとして、駅の利用人数をご参考ください。
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横浜市のJR横浜線沿線からアクセスしやすいイベント施設について
横浜市のJR横浜線の沿線は、イベント施設が多く音楽やスポーツを楽しむ環境が充実しています。
横浜市を代表するイベント施設である横浜アリーナと日産スタジアムについて概要を解説します。
横浜市JR横浜線沿線のイベント施設①横浜アリーナ
横浜アリーナは、アイドルやアーティストのコンサートやライブ、ボクシングやバレーボールなどのスポーツ大会が開催される多目的イベント施設です。
面積は8,000㎡、最大収容人数は17,000人と国内有数の規模で、さまざまなイベントや公演がおこなわれています。
●所在地:神奈川県横浜市港北区新横浜3丁目10
●アクセス方法:横浜市営地下鉄ブルーライン「新横浜駅」7番出口より徒歩4分、JR新幹線「新横浜駅」東口より徒歩5分、JR横浜線「新横浜駅」北口より徒歩5分
横浜市JR横浜線沿線のイベント施設②日産スタジアム
日産スタジアムは横浜国際総合競技場とも呼ばれ、コンサートやイベントが楽しめるイベント施設です。
観客席は72,327席と国内最大級であり、2002年のFIFAワールドカップのメイン会場としても使用されました。
1流の選手の活躍を生で見られるイベント施設が身近にあることは、貴重な生活環境でしょう。
横浜市のJR横浜線沿線は、文化やスポーツに親しみを感じられる住環境です。
●所在地:神奈川県横浜市港北区小机町3300
●アクセス方法:JR横浜線「小机駅」徒歩7分、横浜市営地下鉄「新横浜駅」徒歩12分、JR横浜線「新横浜駅」徒歩14分
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まとめ
横浜市の代表的な路線であるJR横浜線に注目し、概要や駅の混雑率、周辺にあるイベント施設についてご紹介しました。
JR横浜線沿線はイベント施設に恵まれ、人気エリアが多いです。
通勤通学ラッシュは電車が混み合いますが、時間をずらすなど対策を検討して物件を探してみてください。
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